毛皮の価値について


毛皮を売りたいと思ったとき、【毛皮の価値】が気になったりしませんか?毛皮にはどれくらいの価値があるのかをまとめてみました。
【毛皮価値】は毛皮の種類によって変わる

一口に”毛皮価値”と言っても、毛皮の種類によっても価値は大きく変わります。ここでは、特に価値の高い毛皮3種類についてご紹介します。いずれも高級な毛皮として有名ですね。
ミンクの毛皮
常に高い人気を誇り、男女問わず愛用されている毛皮。特に"SAGAブランド"の毛皮は価値が高い。サガミンクは、毛皮の中でも不動の人気を誇り、新品のロングコートなら100万円以上の値段が付くものが多い高級な毛皮です。
チンチラの毛皮
高級毛皮の一つで、肌触りが抜群なのが特徴です。上質なチンチラの毛皮コートだと100万円前後の値段が付くものもあります。チンチラは現在、ワシントン条約によって保護されているため養殖のみで賄われています。
セーブルの毛皮
毛皮は非常にデリケートな性質です。定期的なお手入れしないままですと、シミや汚れ、湿気が原因でカビが付着することもあります。このような不良品になってしまいますと、高いお金を払って毛皮をクリーニングに出す必要があります。
【毛皮の価値】は天然と養殖、どちらが高い?

毛皮には大きく分けて、天然と養殖の二種類があります。どちらが高価なのかを調べてみました。
天然の毛皮とは
天然の毛皮とは、自然界に生きる動物から採取して作られた毛皮のことをいいます。現在では動物の乱獲が問題となり、出回っている毛皮の多くが養殖されたものです。毛皮そのものの色は、天然の方が発色が良く価値が高いとされています。
養殖の毛皮とは
養殖の毛皮とは、人口的に養殖された動物から採取して作られた毛皮のことをいいます。食品などのイメージから天然の方が良いと思われるかもしれませんが、毛皮の養殖は手間やコストを莫大にかけ安定した品質を保っているため、その限りではありません。
結局のところ、天然と養殖どっちが高価なの?
毛皮は先述のとおり養殖の方が安定した品質を保っていますが、手間とコストをかけている割に大量生産できるわけではないため、必ずしも養殖の毛皮の方が安いということはありません。天然物のなかには、非常に高品質で高価な毛皮も存在します。そのため単純な比較は難しく、全体的な傾向でいうと「養殖の方が高価」ということになります。
本当の【毛皮価値】は素人では判別が難しい
価値の高い毛皮を代表して3つと、「天然」と「養殖」の違いによる【毛皮価値】についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。毛皮の価値はまだまだ奥深く、ここですべては紹介しきれていません。もしお持ちになっている毛皮の「本当の価値」を知りたくなったら、毛皮の専門知識に長けた専門業者や、毛皮の買取業者に査定に出してみましょう。